私は営業の仕事を続けながら、キャリアアップを目指して資格勉強に励んでいます。しかし、テキストや受験料、通信講座など、学習費用は決して安くありません。生活費を大幅に切り詰めるのは現実的ではないため、家計の無理のない見直しで学習資金を確保する方法を取り入れました。これから資格取得を目指す方にもおすすめできる方法です。
収支の見える化が第一歩
まず、家計の現状を把握するため、アプリ連携の家計簿を活用しました。何にどれだけ使っているかが一目瞭然になり、外食やコンビニでの無駄な出費が多いことに気づいたのです。月ごとの支出状況を意識するだけで、行動が徐々に変わっていきました。
固定費の見直しで月5,000円の余裕
家計見直しで効果を実感したのは、何と言っても固定費の削減です。
通信費の削減
大手キャリアから格安SIMに乗り換えた結果、月額料金が3,000円以上節約できました。通信速度にも問題はなく、もっと早く乗り換えたかったと感じるほどです。
保険の再検討
独身で健康な自分にとって、手厚い医療保険は過剰でした。基本プランに変更することで月額2,000円の節約に成功。この2つで月5,000円、年間では6万円の余裕ができ、受験料や教材費に十分充てられます。
変動費も無理なく調整
食べることが好きなため、無理な節約は続かないと感じていましたが、平日は自炊を基本に、週末はご褒美に外食するスタイルに変更。また、コンビニでの「なんとなく買い」を控え、週に一度まとめ買いする習慣にすることで、出費を抑えることができました。
ポイント活用でお得に教材購入
買い物時は、ポイントが貯まるサービスを活用。たまったポイントで文房具や中古の参考書を購入することで、実質的な出費を抑えています。「このノートはポイントで手に入れたから実質無料」と感じると、勉強への意欲も高まります。
節約は我慢ではなく投資
当初は支出を削ることに抵抗がありましたが、見直すと「なくても困らないもの」が意外と多いことに気づきました。浮いたお金を将来の自分への投資に回すのは、単なる節約ではなく前向きな行動だと実感しています。
最後に:無理なく積み上げるスタイルで
資格取得は一気に多額の費用と時間をかける方法もありますが、仕事と並行してコツコツ取り組む方法も十分有効です。家計を見直して学習費を確保できれば、気持ちにも余裕が生まれ、勉強が続けやすくなります。私自身も次の資格取得に向けて計画中です。同じように努力する皆さんの参考になれば幸いです。